Lovableの代替: 本当にアプリが必要?それともページで十分?

LovableやBoltはログイン機能付きのアプリを作るためのツール。でも、ほとんどの小さなビジネスに必要なのは、何を売っているか、どこにあるか、どう連絡すればいいかを伝えるページだけだ。お客さんがログインする必要がないなら、ページで十分。

マリソルはプエブラで保育園を経営している。園児38人、教室は2つ、なかなか伸びない順番待ちリストがある。LovableやBoltの動画を見た──説明するだけでアプリを作ってくれるAIツールだ──それに心を動かされ、見た通りのものを頼んだ。パパやママがその日の写真を見られて、子どもが休むときに連絡でき、月謝も払える、そんなアプリだ。

3週間後、きれいなログイン画面ができあがり、登録した保護者は4人──そのうち2人は彼女自身と妹だった──そして新しい問題が生まれた。毎週誰かがWhatsAppでパスワードを聞いてくる。園児38人の保育園のためにアプリをダウンロードする人なんていない。

その一方で、あるママが夜11時に「プエブラ 延長保育あり 保育園」と検索したが、見つからなかった。マリソルにはページがなかったからだ。あったのは中途半端なアプリだけだった。

間違っていたのはツールではない。マリソルが求めすぎただけで、ツールは頼まれた通りに動く。もしLovableの代替を探しているなら、最初に考えるべきはどのツールを使うかではなく、何を頼むかだ。

アプリとウェブページの違いは何?

ページは、何を売っているか、どこにあるか、いくらか、どう連絡すればいいかを伝える。人は訪れて、見て、WhatsAppでメッセージを送るか電話をかける──アクセスするのは一度、多くて二度だ。一方アプリは、一人ひとりの情報を保存する──アカウント、パスワード、履歴、残高。同じ人が月に何度もアクセスして、自分が残したものをそのまま見つけようとする。

3つの質問で迷いは消える。

  1. お客さんはログインする必要がある? なければページ。
  2. 同じ人が毎週アクセスする? 一度アクセスしてメッセージを送るだけならページ。
  3. そのページはその人だけのものを保存する? その人の写真、支払い、履歴。何も保存しないならページ。

マリソルの保育園は、お客さんが本当に必要としていたものに対して「いいえ、いいえ、いいえ」と答える結果になった。夜11時に検索するママが知りたいのは、料金、時間、入園条件、住所、そしてWhatsAppのボタンだ。それはページであり、午後のひとときあれば作れたはずだった。

なぜLovableやBoltはアプリを作らせたがるのか?

これは罠ではない。誰のために作られたツールかという話だ。Lovable、Bolt、v0は、ダッシュボードや社内ツール、ログインとデータベース付きのプロトタイプなど、プロダクトを作る人たちのために生まれた。デモがそれを見せるのは、それが得意なことだからで、実際とてもうまくやってのける。

問題は、あなたがダッシュボードを求めてやって来たわけではないということだ。あなたが来たのは、自分のビジネスがネット上に見当たらないからだ。誰かが11分で予約アプリを組み立てる動画を見て「これが欲しい」と思う。でも今週の問題を解決するのに必要なのは、もっとずっと小さなものだ。

求めすぎることはタダではない。しかも初日には気づかない。その後に続く行列で気づくのだ。

ページなら修正は4つくらいで済む。値段を上げる、時間を変える、サービスを外す、写真を差し替える。それで完成だ。

保護者向けアプリには別の問題がある。日曜日にパパがパスワードを忘れたらどうする?すでに退園した子どものパパには何が見える?どの教室の写真を誰が見られる?二人のパパが同じメールアドレスを使ったら、あるいは支払ったのに反映されなかったら?8月に新入園児を全員同じ日に登録するにはどうする?

どれもツールのせいではない。一人ひとりの情報を保存すると決めたから生まれる問いであり、それに答えるのはあなたの仕事になる。

そして見た目以上に重いものがひとつある。他人の子どもの写真を、自分が管理するシステムに保存するということだ。それは機能ではなく責任だ。

AIにページを作ってもらうには、どう頼めばいい?

うまく頼むコツは、自分を虜にした動画のようにではなく、自分のビジネスをありのままに説明することだ。何を売っているか、どこにあるか、正確な料金、そしてどう連絡してほしいか。マリソルは今度はページとして、こう説明し直した。

プエブラのラ・パス地区で保育園をやっています。名前は「Pequeños Pasos」。1歳から5歳までの子どもを預かっていて、月曜から金曜の朝7時から夕方6時まで、延長保育は月600ペソ追加で8時まで対応しています。月謝は3,200ペソ、入園金は1,500ペソです。受け入れ年齢、時間、料金、含まれるもの(食事、お昼寝、アクティビティ)、入園条件、教室の写真、地図、そして222 123 4567宛ての大きなWhatsAppボタンを載せたいです。

それがそのまま同じ日に公開され、リンクができる。そのリンクをGoogleのプロフィールに貼り、誰かに聞かれたらWhatsAppで送り、夜11時に検索するママもそれを見つける。

気づいてほしいことがある。すでに入園している保護者たちは、そもそもアプリを必要としていなかった。必要だったのはWhatsAppのグループで、それはマリソルがすでに持っていて、完璧に機能していた。

ページではなくアプリが本当に必要なのはどんなとき?

アプリが本当に必要になるのは、自分の業務がそれを声高に求めてきたときだけで、それより前ではない。

  • お客さんが見る必要があるのは全員の情報ではなく自分だけの情報──残高、注文、予約。
  • WhatsAppからスプレッドシートへ、毎週何時間もかけて手作業でデータをコピーしている。
  • お客さんが多すぎて、携帯電話で一人ひとり対応できなくなっている。

そのときこそアプリの出番で、これも同じように説明すればいい。ただ、違いに気づいてほしい。この3つのケースはすべて、動画ではなく自分の業務がアプリを求めている。その瞬間が来たら分かるはずだ。毎週何時間ものコストとしてのしかかってくるから。

その瞬間が来るまでは、アプリは自分で作り出した余計な仕事にすぎない。そしてページから始めておけば、本当に他のものが必要になったとき、ゼロから始めるのではなく、すでに機能しているものを土台にできる。

では、どのLovableの代替が向いているのか?

英語に不自由がなく、ダッシュボードや社内ツール、ログイン機能付きのものなど、プロダクトを作っているなら、LovableやBoltを使い続けるといい。そういうことに関しては優れていて、変える理由はない。

メキシコで地元のビジネスをしていて、人に見つけてもらい連絡してもらうことが急務なら、必要なのはページだ。スペイン語で説明するほうが、あなたを虜にしたあの動画を見る時間より短くて済む。

すでに頭に入っていることで試してみよう。何を売っているか、どこにあるか、いちばん人気の3つの料金、そしてどの番号に連絡してほしいかを、一段落で書き出す。それをProyectaに説明して、proyecta.devで公開しよう。終わったときにまだ何か足りないと感じたら、それが何かはもうはっきり分かっているはずだ──それは「アプリが必要?」よりずっといい問いだ。