本格的なネットショップを作らずに、オンライン決済を導入する方法

オンライン決済とは、お客様が自分のスマホから、あなた自身のページで支払いを済ませられることです。必要なのはたった3つ——何を売るか、いくらか、お金がどこに届くか。カタログもカートも在庫も必要ありません。

マリエラはドゥランゴで洋裁店を営んでいる。ドレスの直しやスーツの補正、オーダーメイドの服作りをしていて、仕事はいつも同じように始まる。お客様がWhatsAppで写真を送ってきて、マリエラが値段を返す——「そのドレスなら450ペソ、木曜日までにできます」——そしてお客様が「お願いします」と答える。

ややこしくなるのはそこからだ。「お願いします」の後には必ず*「振込先を教えてください」*という質問が来て、そこから誰も対価をくれない二つ目の仕事が始まる。口座番号をまた送り、待ち、夜11時にぼやけたスクリーンショットが届き、翌日銀行アプリを確認し、入金が見当たらず、失礼にならないように催促する。服を取りに来たときにようやく支払われることもあれば、そもそも取りに来ないこともある。

これがあなたの日常に重なるなら、解決策はネットショップを作ることではない。もっとずっと小さなことで済む。

なぜ決済に本格的なネットショップは必要ないのか

オンライン決済とは、あなた自身のページで、お客様が自分のスマホから支払いを済ませられることであり、あなたがお金を追いかけなくてよくなることだ。 それだけである。カタログも、在庫も、商品を売ることも前提にしていない。

誤解が生まれるのは、この話題についてネットで見かける情報のほとんどが「店舗」向けに書かれているからだ。全商品の写真、カート、サイズ、色、配送——それはマリエラのビジネスとは別物だ。彼女は百種類のものを売っているわけではない。売っているのは一件ずつ、それぞれ個別に見積もった仕事だ。

こういうビジネスに必要なのは、たった一つの品目と「支払う」ボタンがあるだけのページだ。合意した仕事内容と、その値段。それで十分。

オンラインで決済を受け取るには何が必要か

必要なのはたった三つだけ。何を売るか、いくらか、お金がどこに届くか。 この三つさえあれば、もう決済は始められる。それ以外はすべて飾りにすぎない。

  1. 何を売るか。 仕事やサービスの名前は、お客様に話すときと同じ言葉で書く。「サービスA」ではなく「パーティードレスの直し」というように。裾上げ、ウエスト直し、ファスナー交換のように繰り返し頼まれる仕事が3つ4つあるなら、それぞれを値段付きの一項目にすればいい。
  2. いくらか。 ペソでの金額。個別見積もりの仕事なら、固定価格があるものだけを掲載し、それ以外はメッセージで見積もる形にしておく。
  3. お金がどこに届くか。 あなたの口座。カード決済を連携させれば、お金はそこに直接入ってくる。あなたがカード情報を扱ったり、何かを保管したりする必要はない。

これで土台は完成だ。この三つの情報が入った一画面のページがあれば、もう決済は受けられる。

カード決済にはいくらかかるのか

決済ごとに一定の割合が差し引かれる。これははっきり言っておく必要がある。誰も教えてくれないからだ。メキシコでカード決済を処理すると、決済会社やカードの種類によって、取引額の約3%から4%に加えて数ペソの固定手数料がかかる。450ペソの仕事なら、だいたい15ペソから20ペソくらいの話になる。

タダだとは言わない。何と比べるべきかを言おう。お客様が二度と戻ってこず、3週間ハンガーに掛けっぱなしになったドレスと。入金されたか確認するために送る4通のメッセージと。そして「金曜日に払うから」という約束だけで渡してしまった仕事と、比べてみてほしい。

そして正確な手数料は、実際に導入する当日に確認すること。今ではない——料率は変わるものだし、決済会社ごとに違う。

お客様が振込や現金を希望したら?

それも可能だし、どちらか一つを選ぶ必要はない。あなたのページは両方を提供できる。その場でカード払いをするか、注文を確保しておいて、服を取りに来たときに現金や振込で支払ってもらうか。

大事なのは、オンラインで支払われなくても得られるものがあるということだ。記録が残るのだ。40通ものメッセージの中に埋もれてしまう一件ではなく、名前、電話番号、どんな仕事か、いくらか、支払い済みかどうかまで載った注文が手元に残る。この一覧こそが価値の半分であり、WhatsAppだけでは絶対に手に入らない部分だ。

メキシコでは今も対面での支払いを好む人が多く、無理にカード払いを強いれば売上を失う。両方を用意しておこう。

必要ないもの(勧められても)

  • カタログ。 見積もりの仕事を売っているなら、カタログは存在しない。あるのは合意事項だ。
  • 在庫。 減らすものが何もない。
  • カート。 ドレスの直し2件とファスナー交換1件を同時にカートに入れる人などいない。
  • すべての写真。 きれいに撮った4枚の仕事写真の方が、ぼやけた30枚の写真よりお客様に伝わる。

そのひとつひとつが、決めなければならないことを増やし、更新し続けなければならないことを増やす。お金の問題を解決してくれないなら、それはただの重荷だ。

まだ向いていない場合

いつも対面で、その場で支払ってもらっている——屋台やカウンターで、人が来て払ってすぐ帰っていくような商売なら、オンライン決済を導入しても大差はない。これが解決するのは「お願いします」から「もう支払われた」までの隙間だ。あなたのビジネスにその隙間がないなら、エネルギーは別のことに使った方がいい。

効果が出るのは、受注制作、予約制のサービス、レッスンなど、ある日に合意して別の日に納品するようなすべての仕事だ。

説明するだけで、もう決済が始まる

これは、マリエラがProyectaにそのまま入力する内容だ。

ドゥランゴにある私の洋裁店のページ。すでに値段が決まっている直しはオンラインで決済したい。裾上げ180ペソ、ウエスト直し250ペソ、ファスナー交換200ペソ。お客様がカードで支払うか、確保しておいて受け取り時に現金で払えるようにしたい。名前と電話番号、どの仕事かがわかるメールが私に届くようにしたい。それと、個別に見積もりが必要なもの用にWhatsAppボタンも。

そこから、公開されたページとそのリンクができあがり、もう決済が受けられる。カタログもなく、ネットショップもなしで。

決める前に、ひとつやってみてほしいこと

直近の仕事を5件開いて、それぞれの横に**「お願いします」から「もう支払われた」までに何日かかったか**を書き出してみてほしい。

すべて0日なら、あなたはもう大丈夫だ。もし4日、7日、12日といった数字が並んだら、そこに答えがある——それはお客様が悪いのではなく、あなたがボタンの代わりに口座番号を差し出していたからだ。

実際に動くところを見たくなったら、proyecta.dev で説明して公開してみよう。