すでに売れた物件を広告に出さずに、販売中物件ページを作る方法

販売中物件ページは、あなた自身のリストです。各物件には写真、価格、特徴、そしてあなたが変更できるステータス——「販売中」「商談中」「売約済み」——が付いています。売れた物件は消さずに残しておくことで、あなたが物件を売っている証になります。

アラセリはカンクンで働く個人の不動産アドバイザーだ。6月、ワヤカン通り沿いの2ベッドルームの家を売った。それから3週間経っても、「まだありますか?」というメッセージが届き続けていた。

誰かがシェアしたFacebookグループの投稿、ポータルサイトにアップされたコピー、WhatsAppで出回っていたスクリーンショット——どれも発信元だった。契約した当日にMarketplaceでは「売却済み」にしていたのに、それ以外は全部「販売中」のままだった。

コピーは一つひとつ手作業で直すしかなく、他人がシェアしたものにいたっては触ることさえできない。彼女に足りなかったのは「原本」だった——自分の販売中物件ページで、各物件のステータスを一度変えるだけで済み、すべてのコピーがそこへのリンクを指すようにすること。

販売中物件ページとは?

販売中物件ページは、あなた自身のリンクにある、あなた自身のリストだ。家、マンション、土地それぞれに専用のページ——写真、価格、特徴、所在地——と、「販売中」「商談中」「売約済み」というステータスが付いている。これがSNS投稿との違いだ。投稿はどんどん出回っていくコピーだが、このページは原本になる。

家は棚に並ぶ商品ではない。同じものが10軒あるわけでも、在庫切れになるわけでもない。一度売れたら終わりで、売れる前には「もう空いてはいないが、まだ決着もついていない」という段階を通る。だからこのページには在庫数ではなく、ステータスがある。

各物件ページにはどんな情報が載る?

必須なのはたった2つ、タイトル(「ワヤカン近くの2ベッドルームの家」)とステータスだけだ。あとは、あるものだけ入力すればいい。

  • 価格。 空欄にすると「お問い合わせください」と表示される。これはなるべく避けたい。家を探している人は予算で絞り込むものだし、「お問い合わせください」にすると、予算が合わない人からのメッセージばかり増えてしまう。
  • 写真。 管理画面からアップロードする。一覧に表示されるのは1枚目の写真なので、外観や一番良い部屋にするのがいい——お風呂場ではなく。
  • 特徴。 項目名と値のペアを自分で書き込める。「ベッドルーム 3」「バスルーム 2」「面積 180㎡」「駐車場 2台」といった具合だ。項目名は自分で決められるので、土地の場合はベッドルームの代わりに「間口」「奥行き」にできる。これはみんながWhatsAppで最初に聞いてくる4つの質問そのもので、ページにはすでに答えが書いてある。
  • 所在地と地図。 地区名や住宅団地名をテキストで入力できるほか、Google Mapsのリンクを入れれば「地図で見る」というボタンが表示される。
  • おすすめ表示。 スイッチをオンにすると、そのページが一番上に出るようになる。
  • 説明文。 家の状態、付帯設備、条件などを書ける。

地図についてひとつアドバイス。ピンは玄関の位置ではなく、地区の位置に立てておくこと。売却中の空き家の正確な住所をネット上に出しておくのは、誰彼構わず教えたい情報ではない。正確な住所は、内見の約束をした人にだけ伝えればいい。

売れた物件を削除しないほうがいいのはなぜ?

それが、あなたが物件を売っているという唯一の証拠だからだ。ページ上では、売れた物件は少し薄い表示になって「売約済み」のラベルが付いたまま残り、初めて訪れる見込み客は、今空いているものと、すでに成約したものの両方を見ることになる。トップページに「10年以上の経験」と書くのは誰にでもできるが、「売約済み」のラベルが付いた3軒を見せるのは、実際に売った人にしかできない。

邪魔にならないのか、と思うかもしれない。それほどでもない。空いている物件だけ見たい人は「販売中」で絞り込めばいいし、誰に頼むか決めようとしている人は、両方を見た上で判断できる。

それに、古いリンクもちゃんと開き続ける。6月に売った家のリンクを、7月になってから誰かが開いたとしよう。「売約済み」と表示されていれば、その人はそのままページを見続けて、同じエリアの別の物件で内見を頼んでくるかもしれない。エラーが出れば、その人はポータルサイトに戻り、別のアドバイザーに対応されてしまう。

「商談中」というステータスは何のためにある?

「商談中」は、OKが出てから契約書にサインするまでの間のためのステータスだ。すでにオファーは受け入れられ、書類を揃えている最中だが、まだ何も確定してはいない。これにしておけば「まだありますか?」というメッセージも来なくなるし、ページ自体は消えない。

4月、アラセリはオーナーがオファーを受け入れたとたん、あるマンションの掲載を削除してしまった。6週間後、買主の住宅ローンが通らず、彼女は写真もテキストも価格も、問い合わせしてきた人のリストもないまま、すべてゼロから登録し直すはめになった。ステータス機能があれば、ページを開いて「販売中」に戻すだけで済んだはずだった。

ただし、興味を示した人を控えておいて、話が流れたら知らせるのはあなたの仕事のままだ。ページが表示するのはステータスだけで、興味を持った人のリストまでは管理してくれない。

「売約済み」にする代わりに、掲載を非表示にすべきなのはどんなとき?

自分が売ったわけではないときだ。オーナーが気を変えた、専属契約の期限が切れた、あるいは別のアドバイザーが成約させた——そういう物件を自分の「売約済み」に入れてはいけない。それは自分がやっていない成約を自慢することになるし、この業界ではすぐにバレる。

そのために、管理画面では2つのことが分けて扱われている。ひとつは成約のステータス(販売中・商談中・売約済み)。もうひとつは掲載を表示するかどうかだ。非表示にした物件はページには出てこないが、削除されるわけではない。半年後に専属契約が戻ってくれば、写真もそのまま、また表示に戻せばいい。

このページがやってくれないことは?

オンラインで家を売ってくれるわけではない。購入ボタンもカートもない。家をカードで支払う人などいないからだ。連絡先はあくまであなたのWhatsAppかページのフォームで、その先の交渉はあなた自身が行う。

ステータスが勝手に変わることもない。売買がこのページを通じて行われるわけではないので、契約にサインしたことを知らせる仕組みもない。この変更はあなた自身がやるもので、公証役場を出る前に、その日のうちに携帯からやっておくのがいい。

また、ポータルサイトやグループの代わりになるわけでもない。そちらへの投稿は今まで通り続けていい。ただし文章の最後を変えよう。「写真、価格、まだあるかどうかはこちら:[あなたのリンク]」。投稿が人を連れてきて、ページがその質問に答える。

自分のページを持つには

同僚に説明するつもりでProyectaに伝えればいい。「カンクンで不動産アドバイザーをしている仕事用のページが欲しい。販売中の家と土地があって、それぞれに写真、価格、ベッドルーム数、バスルーム数、面積、地区名が載っていて、販売中か商談中か売約済みかがわかるようにしたい。WhatsAppボタンも付けて」。それだけで、実際に公開された、専用リンク付きのサイトができあがる。あとは管理画面から、あなた自身が物件情報を追加したり変更したりするだけだ。

そして、終わりから始めよう。最初の「販売中」物件をアップロードする前に、直近で売った3軒を「売約済み」として登録しておくのだ。それは今まであなたが消してしまっていた実績であり、ページに訪れた人が最初に目にするものになる。

作ってみたくなったら、proyecta.devへ。