手作業で数えずにクラスパッケージを作る方法
クラスパッケージとは、生徒が前払いして予約するたびに消費していく決まった数のクラスです。予約ごとに1つだけ減り、生徒があなたに聞かなくても残り数を確認できるようにすることがポイントです。
パオラはエルモシージョでリフォーマー6台のピラティススタジオを営んでいる。8回分のクラスパッケージを現金で販売し、受付に貼った紙にクラスごとにチェックを入れて管理していた。ある月曜日、生徒の一人が「残り3回」だと言った。紙には「残り1回」と書かれていた。どちらも証明する手立てがなく、パオラは彼女を失いたくないので3回のまま残すことにした。
これは前払いでクラスを販売するスタジオならどこでも起こることだ。生徒は嘘をついていないし、紙も間違っていない。記録が同時に3つの場所に存在していて、どれも決定的な答えにならなかったのだ。
クラスパッケージとは何か、なぜ帳尻が合わなくなるのか
クラスパッケージとは、生徒が前払いし、出席するたびに消費していく決まった数のクラスのことだ。生徒にとっては1回あたりの単価が下がるので得になり、あなたにとってはサービス提供前に代金を受け取れるので得になる。
帳尻が合わなくなるのは、誰も単一の記録を管理していないからだ。あなたには紙があり、生徒には自分の記憶があり、チャットには「木曜日、押さえてもらえる?」というやり取りが残っている。WhatsAppで予約されたのに誰もチェックし忘れたクラス、あるいは二重にチェックされたクラスが一つあるだけで、この3つのバージョンは一致しなくなる。
パッケージには何回分のクラスを入れるべきか
3つの選択肢があればほぼ十分だ。単発クラス、小さめのパッケージ、大きめのパッケージ、例えば1回・5回・10回という構成だ。選択肢が多すぎると迷わせてしまい、少なすぎると比較する対象がなくなる。
売れるかどうかを決めるのは、その差額がペソで見えることだ。丸めた価格の例を挙げよう。
- 単発クラス:180ペソ
- 5回パッケージ:800ペソ(1回あたり160ペソ)
- 10回パッケージ:1,500ペソ(1回あたり150ペソ)
合計額の横に1回あたりの価格を書いておくこと。生徒は自分で割り算をしてくれないので、「1,500ペソ」より「1回150ペソ」のほうが説得力がある。数字はあなた次第だが、大事なのは単発クラスを見劣りさせずに、段階が上がるごとに1回あたりの価格が少し下がるようにすることだ。単発クラスは、まだあなたのことを知らない人が試しに来るためのものだから。
販売前に書いておくべきルールは何か
3つある。パッケージに期限があるかどうか、キャンセルや来店しなかった場合どうなるか、そしてシェアできるかどうかだ。価格をつける前にこれらを書いておくこと。パッケージについての議論のほとんどは、誰も書いていなかったルールが原因で起こるからだ。
パオラの場合は、各パッケージの説明にこう書いた。
「クラスに期限はありません。クラスは予約した時点でカウントされます。来店したかどうかは関係ありません。パッケージは個人専用です。」
どれが「正解」というわけではない。有効期限を2ヶ月に設定して頻繁に通ってもらうスタジオもあれば、母親やパートナーとパッケージを共有できるようにしているスタジオもある。ただ、そのルールが議論の最中に、生徒がドアの前に立っている状態で初めて出てくることだけは、あってはならない。
あなたのページはどうやって記録を管理するのか
生徒が予約を確定した瞬間に1回分を差し引き、生徒の残高を彼女のアカウントに表示することでだ。これでもう記録のバージョンは3つではなく、1つだけになる。
パオラはProyectaでこう説明した。「エルモシージョのピラティススタジオ用のページ。クラス時間表、1クラスあたり6人までの定員、単発クラス、5回と10回のパッケージ、カード決済対応」。すると、リンク付きの公開サイトと、それを管理するための管理画面ができあがった。
管理画面では、パッケージは「クレジットパッケージ」というセクションにまとめられている。それぞれに名前、価格、含まれるクレジット数(クラス回数)、そのクレジットが何に使えるか(クラスか予約か)、そして説明文があり、そこに3つのルールを書き込む。
生徒側から見ると、こうなる。
- ページからカードでパッケージを購入すると、クラスが自分のアカウントにチャージされる。
- クラスと日付を選ぶ。残りの空き人数が見え、予約すると「予約完了」と表示される。この時点で1回分が差し引かれる。
- アカウントの予約一覧の横に「利用可能なクレジット」として数字が表示される。例えば「クラス:7」。もうあなたに聞く必要はない。
- クレジットがなくなると、予約しようとすると「利用可能なクラスがありません。先にパッケージを購入してください」と表示される。
あなたは「クラス」タブでクラスと日付を選び、登録者のリストを見る。このリストが受付の紙に取って代わる。
生徒がキャンセルしたらどうなるのか
その席は他の生徒のために解放されるが、クラスは本人に戻らない。現在このページは予約時点で差し引きを行い、登録がキャンセルされてもクレジットを返却しない仕組みだ。
だからこそパオラのルールには「クラスは予約した時点でカウントされます」と書かれている。これはまさにページがやっていることそのままで、生徒は支払う前にそれを読む。時間的余裕のあるキャンセルなら見逃してあげたいという場合はそれでも構わないが、その例外は今のところページの記録の外で、あなた自身が処理することになる。
有効期限についても同じだ。ページはクレジットに期限を設定しないので、「クラスに期限はありません」というルールは自然に守られる。2ヶ月の有効期限にしたい場合は書いてもいいが、それを守らせるのはあなた自身だ。
ページが自動的に守ってくれるルールは、議論の対象にならない。あなた次第のルールは、また受付の紙に戻ってしまう。
価格をつける前に
今日、あなたのクラスパッケージの3つのルールを1行ずつ書き出してみよう。それを、これまで記録の食い違いで一番困った生徒に読んで聞かせ、どう理解したか聞いてみる。あなたが伝えたかったことと違う返事が返ってきたら、それが文章に足りていない部分だ。
ルールができたら、時間表、定員、パッケージ、そしてこの3つのルールとともにあなたのスタジオをProyectaで説明し、公開しよう。proyecta.dev にある。