ネットショップで卸価格を誰にも見せずに設定する方法
ネットショップで卸価格を設定するには二つの方法がある。数量による方法(一定個数以上で誰にでも見える)と、グループによる方法(あなたが追加した顧客だけに見える)だ。
マリベルはイダルゴ州トゥランシンゴでサルサ・マチャを作っている。250グラムの瓶入りで、ピーナッツ、ごま、チレ・モリータの3種類、それぞれ95ペソで売っている。でも、半分はキッチンから食べる人へ直接届くわけではない。箱単位で、11人の再販業者たちに渡り、彼女たちがオフィスや近所の小さな店、日曜の青空市の屋台に持っていく。彼女たちには卸価格を出している。1瓶70ペソだ。
その卸価格表は、マリベルがWhatsAppで送る写真だ。そして写真は転送される。8月には、知らない女性から連絡が来た。「あなたのリストをもらったんだけど、2瓶70ペソで売ってもらえる?」。彼女は再販業者ではなかった。誰かが画像を回していたのだ。マリベルは断ったが、その女性は気分を害し、どちらも後味の悪い思いをした。
だからマリベルはネットショップを開く気になれずにいた。ページには一つの価格しか表示できないと思い込んでいたからだ。でも、そうではない。
卸価格とは何か
卸価格とは、大量に購入する人や再販目的で買う人に対して設定する、一般客が支払う小売価格より低い価格のことだ。ネットショップでは二つの方法で組み立てられる。数量によるもの(一定個数以上を購入する人なら誰にでも適用される)と、顧客グループによるもの(あなたが追加した人だけに適用される)だ。
あなたのページの管理画面では、どちらも「設定 → 価格リスト」の中、「卸価格」タイプのリストにまとめられている。管理画面はそれを一行でこう説明している。「特定の顧客グループが支払う価格。取り消し線のない、通常価格として表示されます。」この点は重要だ。あなたの再販業者には、旧価格に取り消し線が引かれたセール表示は見えない。ただ自分の価格が見えるだけだ。
数量による価格か、顧客による価格か
誰に安くしたいかによる。箱単位で持っていく人なら誰でも割引に値するなら、数量によるものにする。価格が再販業者だけのものなら、グループによるものにする。
- 数量による方法。 価格を追加するときに「N個以上から」を入力する。空欄のままなら数量を問わず適用され、入力すれば最小値は2になる。マリベルは全顧客向けに12瓶以上で82ペソに設定した。オフィスの年末プレゼント用にまとめ買いする女性もこれに届く。
- グループによる方法。 「対象」で「すべての顧客」の代わりにグループを選ぶ。マリベルは「再販業者」というグループを作り、1瓶目から70ペソにした。
二つのルールは同じリストに共存できる。一つの注文に複数が該当する場合は、より条件の厳しいもの(グループと数量の両方を求めるもの)が優先され、条件が同じなら安い方が適用される。12瓶を持っていく再販業者は82ペソではなく70ペソを払う。管理画面はこうまとめている。「ストアは常に適用可能な中で最も有利な価格を請求します。」
卸価格を誰にも見せないようにするには?
グループを使う。グループ価格が計算されるのは、あなたのページにログインし、かつあなたがそのグループに追加した人だけだ。アカウントなしで入る人やゲストとして購入する人には、ストアは一般価格を表示し、その価格で請求する。そして外部からそれを申請する方法はない。グループはログインしたアカウントから決まるのであって、注文時に何かを書き込んで得られるものではない。
これはマリベルが想定していなかった手順を生む。再販業者は一人ひとり、自分のメールアドレスで一度だけページにログインする必要がある。それまでは、ストアにとって存在しない人だ。その後、マリベルは「顧客 → グループ」に入り、「再販業者」を開いて「メンバー」をタップし、リストから追加する。人数が多ければメールアドレスで検索できるが、完全に入力する必要がある。検索は完全一致だ。
整理する前に一つ注意点を。グループを削除すると、そのメンバーと特別価格もすべて一緒に消える。
ストアは個数をどう数えるのか
商品ごと、バリエーションごとに数える。マリベルがピーナッツ味に「12瓶から」と設定した場合、顧客はカートにピーナッツ味を12瓶入れる必要がある。ピーナッツ6瓶とモリータ6瓶を合わせても1ダースにはならない。それぞれの味は独立したバリエーションで、価格リストにもそれぞれ独自の行を持つ。
これは最初から知っておくべき制約だ。いつもの卸が「詰め合わせの1ダース」なら、ストアはその数え方をしない。マリベルにとっては問題にならなかった。再販業者向けの価格には最低数量がないからだ。組み合わせがどうであれ、瓶1本でも30本でも70ペソになる。数量による価格は一般客向けに、味ごとに設定した。合計で6行を入力した。再販業者向けの3味と、全顧客向けの同じ3味を12個からで、それぞれだ。
再販業者が買い物に来たとき、何が見えるのか
いつも通りの、自分の価格だ。ログインすると、ストアは各瓶を70ペソと表示し、支払い時も同じ70ペソを請求する。表示される価格と請求される価格は同じ計算から出てくるからだ。一方、一般客には引き続き95ペソが表示される。
あなたが先に確認できるように、保存する価格にはそれぞれ、スペイン語の平易な文章で書かれたプレビューが付く。たとえば「12個購入する再販業者グループの顧客:1個あたり70ペソ」といった具合だ。同じリストの別のルールがそれより優先される場合は、その価格に「適用されません」というラベルが付く。それに気づくのはそこであり、顧客からクレームが来たときではない。
午後だけで組み立てる方法
- 「顧客 → グループ」で、グループを作る。再販業者、卸売業者、小さな店など。
- 各再販業者に、あなたのページに入って一度ログインしてもらう。その後「メンバー」から追加する。
- 「設定 → 価格リスト」で、「卸価格」タイプのリストを作る。タイプは後から変更できない。日付は任意で、空欄のままなら常に適用される。
- 「価格を追加」で、商品、価格、対象、そして必要であれば何個からかを選ぶ。バリエーションごとに1行。
- 商品の説明に「12瓶から卸価格あり」と書いて、一般客にもその存在を知らせる。
まだストアを持っていないなら、そこから始めよう。マリベルはProyectaにこう説明した。
「イダルゴ州トゥランシンゴの手作りサルサ・マチャ。250g瓶で3種類、ピーナッツ、ごま、チレ・モリータ、それぞれ95ペソ。カート機能付きのネットショップが欲しい。カードまたは振込での支払い、イダルゴ州内への配送、WhatsAppボタンも。」
彼女のストアができあがり、公開されてリンクも手に入った。卸価格はその後、管理画面から設定した。
管理画面を開く前に
自分のルールを一行で書いてみよう。誰が、何個から、いくらで。「再販業者、1瓶目から、70ペソ。」「誰でも、同じ味12個から、82ペソ。」もし一行に収まらないなら、それはまだルールではなく交渉だ。そして交渉は、これからもWhatsAppで続けることになる。
それができたら、Proyectaにあなたのビジネスを説明して、ストアを公開しよう。その一行こそが、まさに入力することになる内容であり、価格表の写真はもうあなたの携帯から出て行く必要がなくなる。